もぶろぐ

世間知らずOLが少しずつ世の中を知っていくブログ

『Xの悲劇』『死なない生徒殺人事件』『know』を読みました

Xの悲劇 (角川文庫)

Xの悲劇 (角川文庫)

読みました。
そろそろ海外の作品にも手を出そうと思って。
まずは国内ミステリの劇中にも良く出てくるエラリー・クイーンを。

なんだか、叙述トリックじゃない正統派ミステリって久しぶりに読んだ気がする。
犯人が頑張って何年もかけて巧妙なトリックを練り、仕込み、確実に実行した、それでいてなんとも思い切った派手な事件。
解決までにすべてのヒントが明かされているのに私は解けなかった。

レーンが意図的に犯人を泳がせるところも、またひとつの謎として魅力的。
解説の有栖川先生の言葉を借りるなら「古典とは、不朽の名作とはこういうもの、という作品」。
Yの悲劇も必ず読みます。面白かった。


ファンタジーなの?ミステリなの?ただのサイコパスの物語なの?と不思議に思いながら読み切ったら、どれもいいとこ取りな結末だった。
熟読派の私でも数時間で読めるくらい短いんだけど、二倍のボリュームの本を読んだくらいの面白さがありました!!
トリック自体は想像できるものではあるけれど、そこにファンタジー要素が加わって全然展開が予想できなかった。
衝撃を受けたので同じ著者の本を三冊ほど借りてきました。


know (ハヤカワ文庫JA)

know (ハヤカワ文庫JA)

で、二冊目。これはSF。超情報化された時代のお話。人々の脳にCPUみたいな演算装置が入ってるの。
もはや超能力。超能力ってわくわくしちゃうよね!ヒロインがチートレベルの強さで興奮してしまった。
んー、でも、ヒロインと主人公のベッドシーンみたいな描写はあんまりいらなかったな…


主人公が「先生」にあらゆることを教わって、それを目指して一途に人生を歩んできた場面を見て
自分の人生をやりなおしたくなりました(´・ω・`)
私、社会に出てからは、学生の頃より明確なかつ近い人生の目標ってあんまり無くって(強いて言えばまた大勢で歌いたいとか上司みたいに仕事できるようになりたいとか、そのくらい)、
その目標に到達する道のりも昔ほど明らかじゃなくって、
人生の最終目標は大好きな人と結婚して子どもを産んで家族で歌って暮らして(略)最後は孫たちに見守られながら「あー楽しかった、まだまだやりたいことがあるのにぃ」って言って死ぬことなんだけど
それって何十年後だし…
毎日手探りで、たまに、これでほんとに私の目標に近づけてるのかな?と不安になることもあります。うむむ…


それはさておき、「全知」についてなんて考えたことも無かったから、これも大変面白かったです。

読むもの読むもの、どれも新鮮に感じるのは
読書量が足りないのかな…
いや、私が素直すぎるんだな!うんうん!!


次は『[映]アムリタ』を読みます〜。
そろそろお料理の記録も再開させたい。